山梨 すいみん学校 ふとんの白根

寝具の役目4

昨日の続き。

今日は、《毛布》についての役目を確認していきましょう!

まずは毛布類の役目についてですが、掛布団の足りない部分を補う役目だと考えます。

1年365日、日本には四季があり、また最近では日替わりで暑かったり寒かったりと、さらにはその人(個人)の体質や日々の健康状態によっても変わります。その毎日違う状況を微妙に調整してくれるアイテムとして重要な役割をしています。

今では、各家庭にエアコンや空気清浄機などを完備しているご家庭も多くなっていますので、一年中同じ1枚のお布団で寝ています!という方が多いと思いますが、四季折々を楽しむためにもいろいろなアイテムを使いこなしてみるのも眠る楽しみを増やすことになります。

素材としては、やはり体温やお部屋の温度、湿度などを調整してくれる天然素材をお勧めします。

最近では、科学の進歩、技術の進歩で快適な化学繊維素材が多くなってきましたが、天然素材に敵わないことがことが多くあります(ここはすごいけど、このことはダメ=機能性の偏り)ので、できるだけ天然繊維がいいと思います。

毛布素材として、アクリル系やポリエステル系は本当に多く、今や毛布の主流になっていますが、ダメな理由としては、汗を吸わない、温度が上昇し過ぎてしまう、静電気が起きやすいなどなどです。

寝汗の処理が悪いとカラダを冷やしてしまったり、ムレ感を感じてしまったりと、質の良い眠りを妨げてしまいます。

まずは気候の良い春や秋から天然素材の毛布の良さを是非一度、味わってみてください。

明日は《カバー類》についてお話しします。